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電気自動車いよいよ来年市販化?

世の中は今や空前のエコブーム。家庭も企業も政府も揃ってCO2削減に向けて努力しています。

現代の暮らしの中で切っても切り離せない資源である「石油」も、近い将来枯渇する事が予測されており、あと何十年もしたら人間の生活スタイルというのは今とはまったく違うものになっているかもしれませんね。

自動車もまた然り。昔は、高級車やスポーツカーに乗る事が一種のステータス・憧れでしたが、今では「石油を消費する」「CO2を排出する」という事で、少々肩身の狭い思いをしているような気がします。そこで、自動車メーカーの最先端の技術を結集して開発されているのがいわゆる「電気自動車」や「水素自動車」です。今回は、三菱の電気自動車「i MiEV」を取り上げてみます。

ガソリンで走る軽自動車「i」自体は、何年も前から市販されていて街中でもよく見かけます(個人的にはいいデザインの車だと思っています)が、これに大容量リチウムイオン電池と専用のモーター等を搭載して製作されたのが「i MiEV」です。ガソリン車と大きく異なる点は、

  1. 走行中にCO2を排出しない
  2. モーターで駆動するので静か
  3. 電池なのでどこでも燃料補給(充電)が可能

といったところでしょうか。

まず、1番目が電気自動車の最大のアピールポイントでしょうが、発電時に発生するCO2を加味してもガソリン車の約3割にしか過ぎないとの事で、これによって見込まれるCO2の削減量は、スギの木76本が年間に吸収する量に匹敵する()そうです。ただし、これは日本の電気供給環境で計算した場合に限るそうで、電気供給環境が火力発電メインの国(ドイツ等)では、逆に発電時に発生するCO2排出量がガソリン自動車のそれを上回ってしまうそうです。

 

2番目は環境云々とは少し離れた、副次的なメリットだと思います。ただこれはホントにびっくりするぐらい静かです。実は今を遡る事ウン年前、車屋さんに勤めていた頃、研修で開発中の電気自動車を運転させてもらった事があるのですが、運転席に乗り込んでモーターを回してビックリ、アクセルを踏み込んでビックリした記憶があります。はっきり言って「無音」です。アイドリング時の振動もほとんど感じなくてさらにビックリしたあの頃より、科学技術は進歩しているはずですからこの「静粛性」に関しては、勝手に保障してしまいます。

 

3番目の「どこでも充電できる」というのも、ガソリン車には無い大きな魅力ですね。家庭用電源でも充電可能(100Vで約7時間・200Vで約14時間)で、一回の充電で約160km走行可能と発表されていますから、通勤に使う方なら、帰宅後充電しておけば翌朝にはほぼ満タンという便利さ。さらに走行コストが1kmあたり約1円だそうですから、これはガソリンは逆立ちしても敵いませんね。

 

他にも、燃料を搭載しないので万が一の事故時にも火災になりにくいんじゃないか、とか考えられますが、先述の電気供給環境によるCO2の排出量の他にもクリアしなくてはいけない課題がまだまだあるそうで、道行く車の大半が電気自動車、という時代はもう少し先になりそうです。ただし、「i MiEV」は2009年の市販化を目指しているそうで、価格等はまだ発表されていませんが、公道を走る第1号は来年には見られるかもしれません。

三菱「i MiEV」公式ページ・・・http://www.mitsubishi-motors.co.jp/corporate/technology/environment/miev.html

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