今やインターネット上に星の数ほど存在する「ブログ」。有名どころでは「アメブロ」や「Seesaa」といったところでしょうが、これとは別に「CMS」と呼ばれる独自の管理システムを利用して、全てを自分好みに改造出来るブログも数多く利用されています。
それらは「オープンソース」と呼ばれる形をとり、無料で配布されているのも大きな特徴で、このat-ez pressでも利用している「WordPress」や「Movable Type」といったものが有名ではないかと思います。オープンソースというのは「ソースコード」と呼ばれるシステムの設計書みたいなものを公開しているので、データベースやプログラムといった知識を多少持ち合わせていれば、どんどん自分好みにシステムを変えていけるわけです。例えて言うならば、レストランのメニューがレシピ付きで公開されているようなものですね。
さて、そのオープンソースのブログシステムに新たな注目株(私的見解)が登場してきたので、今回取り上げてみます。
名前はズバリ「InkType」。ズバリと言っても別に、直感的に何かを表しているわけでもないのですが…。インターネット上のサービス構築において、現在もっとも人気があるであろう「PHP」というプログラム言語と「MySQL」というデータベースを利用して作られています。
それだけなら特に注目するほどのものではないでしょうが、このInkType最大のポイント・魅力は、システムの骨組みを提供する「フレームワーク」にあります。
InkTypeは「CodeIgniter(コードイグナイター)」というフレームワークを利用していますが、このCodeIgniterがとにかく素敵です。先述したPHPのフレームワークには、コレといった定番が存在しない状況ですが、その中でCodeIgniterを敢えて評価するのは
- 動作がメチャクチャに速い(あるベンチマークテストでは、PHPの開発元であるZend社が提供しているフレームワークの約2倍の速度という結果もあります)
- 作りがとにかくシンプル(これが1.の結果にも結びついていると思われます。「どこ」で「何が」行われているのか非常に明確に把握できます)
- 自由度が異常に高い(2.にも関わってきますが、改造・機能追加といった事が非常に手軽に出来ます。細かなルールによる縛りもほとんど無いのは開発者がアメリカ人だからでしょうか(笑))
といった理由です。速度が速ければ良いフレームワークなのか?骨組みを提供するフレームワークの自由度が高すぎては意味を為さないのでは?といったご指摘もあるでしょうが、個人的にはオープンソースに何でもかんでも求めるのは贅沢すぎる気がしないでもないです。
どんどんと脱線してマニアックな方向に進んでしまいました。InkTypeは基本イングリッシュですが、つい先日日本語対応版もリリースされたところです。これから自分で管理出来るブログシステムを使いたいな~、という人は是非チェックしてみてください。


